ゲッカビジンのストーリーあらすじ。
僕には、いまだに忘れられない女の子がいる。それは大分昔の話だ。
ここは片田舎の一軒家。蝉がミンミン鳴くウルサイ夏。
僕はベランダで寝そべり、夕涼みをしていた彼女の下へとやってくる。
彼女は僕の姿を見るなり、また来たの?暇ねと呟く。
ああ、そうだ。僕は暇だ。いや、ほんとは彼女に会いに来たんだが……それを口に出す事は阻まれてならない。
彼女の名は悠子。黒髪ロングに端整整った顔つきが特徴的で、人形の様な美しさと、それでいて棘のある口調で周囲を寄せ付けない彼女。
男子からは高嶺の花、女子からは疎まれ、孤立していた彼女。
そんな彼女に興味を持ち、僕は話しかけてみたら割と話が進み、今はこうして家まで来て雑談をする仲になっている。
彼女はこの家で父と二人で暮らしているらしい。でもいつも家におらず、彼女は一人きりだ。
彼女が言うには、また男子からラブレターを貰ったらしい。
けど相手は彼女のことをよく知らなければ、彼女も相手の事を知らない。だからどうもしないらしい。
そしてある日のこと。
僕はいつものように悠子の家を訪れたのだが、戸は開けっ放し。
中ではネグリジュ姿の悠子が下着の中に、パンツの中に手を突っ込み、一心不乱にまさぐっていた。
見てはいけない光景だ。そう思って無言で立ち去ろうとするが、気付かれていた。
彼女は僕に見せあいっこしようと誘い、僕は……僕はその好奇心に勝てず、中に入ってしまった。
そして彼女の前でズボンから勃起したペニスを露出させた。
さらに彼女と向かい合う形で座ってオナニーしあっていた。
奇妙だ。こんな……こんな事をする筈じゃなかったのに。
けど彼女に自分の手の中に出してほしいといわれた。
僕は自分のモノを激しく扱き、彼女の手にぶわっと白濁液を思い切りぶちまける。
凄いキツイ臭いが彼女の手を真っ白に穢す。
でも彼女は嫌がるどころか、それを見て嬉々として臭いをクンクン嗅いでいた。何だろう。
この時から……この時から僕と彼女の関係は変わってしまった。
ただ話すだけの関係の筈が、彼女の家を訪れる度、彼女に責められ、エッチな事をしあう。
でも一度たりとも彼女も僕も、お互いを好きだと告白した事はなかった。
好きでもないのにする事。それは果たしてどういうことなのだろう。
けどそれでも彼女はとても魅力的で、僕は毎日通ってしまい…。