初エッチのお相手は…まさかの包帯男のストーリーあらすじ。
保健室の開かずのベッド。カーテンが閉まっている時には…決して立ち入ってはいけない。その中には
「ただれた顔を見せるのを嫌う佐伯君という生徒がいる。彼に配慮し、カーテンを開けてはいけない」
いつしかこの学校ではそんな噂が広まり、七不思議の一つとして扱われていた。
それ故に七不思議君、包帯男などの綽名をつけられ、忌み嫌われる存在となった佐伯君。
しかし、若い保険教諭の女性・園田惟子は他の生徒が忌み嫌っても、彼も生徒の一人。
赴任したばかりだからまだ顔も見た事も無い彼だが、何とかして力になりたいと思う様に。
そして、保健室にてカーテン越しに佐伯君に挨拶をする惟子。
お話してみない?と彼に尋ねてみると、彼はどこかよそよそしい態度がありつつも、カーテン越しならウマく話す事が出来た。
でも中々カーテンを開けてはくれない。まだ心を閉ざしているのだろうか。
夜、彼女は自宅でぼうっとTVを見ていた。
TVの画面には今を時めく男性トップアイドル・Shin(17)がマイクを手に持ち、笑顔で歌や踊りを披露していた。
きっと彼も年頃の男の子だし、佐伯君と同じで悩みがあるのかもしれない。彼女はそんな事を考えていた。
翌日。保健室にて相談に乗って欲しいと言われる惟子。勿論相手はあの佐伯君だ。引き受ける惟子。
すると彼、実は今まで彼女とかいた事が無いんだと話し出す。外見が包帯だらけだし、仕方ないのかもしれない。
けど一生このまま彼女が出来ないのかと思うと…。
そんな彼に惟子はほほ笑みかけ、佐伯君が素敵な子だってことは私が知ってるから大丈夫だよと励ます。
すると彼はカーテンの隙間から手紙を出してきた。後で読んでほしいと。
突然の手紙。後で開けてみると、中身はラブレター!?
そう、生徒から告白されてしまったのだ。当然生徒とそんな関係になってしまい、公になれば学校はクビ!?
何とか断らないといけない。
彼女は覚悟を決め、断ろうと思って保健室のカーテンを開ける。
するとそこにいたのは火傷だらけの佐伯君…なんかではなく、あのTVの中でいつも笑顔で歌っていたアイドル・Shin君だった!?
そう、彼は顔を隠すためにわざと包帯をして、七不思議何て噂を作っていたのだ。
彼はいきなり惟子にキスをしてきて…。